長野潔先生の本を
ボロボロになるまで
読み尽くしてみようと思います。
ページを開くたび
治療のヒント
心構えが
溢れてきて
私はこの本を読み尽くそうと決意しました。
長野先生の本
「鍼灸臨床 新治療法の探求」より一節
P435
医は科学である。このような考察もあくまで科学的であられねばならない。しかし、いかに科学的に解明できても痛みを消去できねば医の意味は喪失してしまう。
私は以前、私の先生から
いつも
「私はそんな気がするんです。」
と言っていたら
「そんな気がするだけじゃろ」
と言われたことがあります。
私はこの自分の感覚を科学的、医学的に裏打ちしたくて
鍼灸の学校に入ったのでした。
私の言葉が正しいものになるために
国家資格を手にする必要があると感じたからです。
医は科学。
肝に銘じたいと思います。
そして、それが理論で正しくても
目の前に来て下さる患者さんを
楽にしてあげられなければ
医にはならないということも、考えさせられました。
私が進もうとする道は
なんだかとても険しそうです。