プラスチックゴミの日。
私しか出していないけど、まぁ、ええわい。
分別したけん、まぁ、ええわい。
私の時間は、学会が終わって、ゆっくり流れる。
というか、時間の流れは一緒かもしれないけれど、ある時間の中に押し込まれる仕事の量は、だいぶん違う。
学会の前は、ある量でいっぱいいっぱいだったけれど、学会を終えることで、山本は元に戻ると楽に感じているんだもの。
ちょっと成長したってことでないの?
横に?
ん?
冷蔵庫の中で皮は、パッリパリになっていたけれど、いいなり。
幸せなり。よく、ここまで食べずに頑張れたなり。山本の食い意地も、よく耐えられたなり。誉めてやりたいなり。
幸せな毎日。
娘が私に言ったなり。
「私はしんどいことを数えるよりも、幸せの数を数えていきたい。」
この言葉の全部がすごいけれど、何がすごいかって、娘は自分のこととして、言ったことなり。
でも、それだからこそ、私はハッと心打たれたなり。
私は、幸せの真ん中にいるんだなぁ。