エリカラくうちゃん

麻酔から目覚め、しゃんとした顔で自宅に戻る。

どんな時も、くうた君は王子様のようにシャンとしている。

たとえそれが、ド派手なエリカラ巻きであっても。

エリカラが、ちょうど枕になるらしい。

妹からは、同じようなエリカラくうちゃんの写真がひっきりなしに送られてくる。

もう、どれも、一緒。(;´A`)

とか思っていると、妹からは

「どれも一緒。とか思うん、なしね。」

と、先手を打たれる。

ほらぁ。もう。

自分やって、おんなじやと思てるんやん。

それにしても、いつものくうちゃんに会えてよかった。

ほんま、よかった。

©2016-2023 Mie Yamamoto