バレンタイン

娘が

明日

デートだ。

今まで試験だったり

お互いの日程の調整がつかず

明日がようやく初めてのデート。

お互い、カップルになってから

初めてのデートってことね。

家に帰ると23:00過ぎだったけど

甘ーい匂いが

そのへん一体漂って

誰だーこんな時間にお菓子焼いてるのーって思いながら帰ると

うちっていうね。

その上

娘が

買い物行ってくる。なんて家を出ようとするじゃない。

これこれ、今何時だと思ってるの。

「粉砂糖買いにいこうと思って。」

いい、いい。

粉砂糖無くていいから。

飾りにふるだけでしょ。

粉砂糖ふってなくて

評価を下げるような男は

こっちから願い下げよ。

大丈夫。

そうこうしていると

ケーキが焼き上がるも

出来がイマイチだったらしい。

いつも完璧にケーキを作る娘なのに

今回はバイトが忙しくて

夜遅くに作り始めたそう。

ケーキ用にミックスされている粉を使ったら

思った出来にならず

「こんなのなら、あげないほうがいい。」

なんていうじゃない。

えー

せっかく作ったのに?

私だったら

「作ったけどおいしく出来なかったの。」

と作ったことをアピールするのに

娘は

「上手くできてないなら最初から作ったことも言わない方がいい。」

って言うのよ。

絶対言うべきよ!

でないと、あなたの労力が無駄になるじゃない。

ここは絶対、労力だけでもアピールするべきよ。

なんて不出来な私は思うのよ。

でも、娘がそう思うならそうしたらいいわ。

ほんと、バレンタインはいつもケンカよ。

とほほ。

投稿者: 山本 美枝

香川県高松市を中心に活動する、ヨガ、ピラティスのインストラクターです。 エミーライフ株式会社 代表取締役/d.branch studio (ディー・ブランチ・スタジオ) 代表

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