景色

先ほど

公的な施設に

電話をかけ

これからの私達に

当てはまる補助みたいなものがないかどうかを聞いてみる。

私の収入だけでなく

娘の病名

息子の受験先

娘の成績状態などを

赤裸々に問いただされ

心がえぐられそうだった。

こんな思いをして

私は何をやっとるんやろうかと

自分が情けないし

一般的なお母さんがしてやれる事も

満足にできん。

ということを

他人から

公的な施設から

暗に言われたように感じただけだった。

涙が出そうやけど

泣いたって

あの子の病気がよくなるわけでなく

お金が増えるわけでもなく

やることをこなしていくだけだ。

私、なにしよんやろ。

と思うけど

先週の今ごろは

あの子の病室から

冬の空を見て

あの子と夕焼けがきれいやね。

なんて

言ってたけど

もう2度と

あの子を病室に残して

私は家に帰りたくない。

もう2度と

あの子を病院の廊下で泣かせたくない。

もう2度と。

私をなじるんだったら

いくらでもなじったらいいし

子供がそんな病気で

下の子も県外の大学に行かせて

私も学校に行きたいなんか

普通ではないですよね。

と言われても、

私は

やり遂げたい。

あの子達に

普通に

チャレンジさせてやりたい。

何と言われようと

私は

もう2度と

あの景色を

娘に見せたくないんよ。

山本 美枝

投稿者: 山本 美枝

香川県高松市を中心に活動する、ヨガ、ピラティスのインストラクターです。 エミーライフ株式会社 代表取締役/d.branch studio (ディー・ブランチ・スタジオ) 代表