明日は迷える子羊になる、研究法の授業。
わらわらわらわら、迷える子羊ならよいが、巣に水が入ってきた働きアリが、わらわらわらわら、巣から出てくる。そんな感じ。
とうしたらええんじゃ。
やるしかないわ。やるしか。停電で動かぬ信号機に、びびりながら交差点へ進入しなければいけない心地です。ほんと、こわい。恐ろしい。
そんな山本は、ここ数日、腹が立ったり悔しかったり、心が忙しいのですが、今日はふと、この世の大きな力に、心がぎゅっとなったんです。
私が住むおうちの近くに、おばあちゃんがいつも綺麗に手入れをしている花壇があります。その花壇の横に、いつも一つだけ、水受けにお水が張っておいてあって、あれーどうしたんだろう。片付け忘れているのかなー。と思っていたら、違うかったの。
今日、私がたまたまその水受けの横を通った時、小さな雀が、その水受けからお水をチュッともらって、飛び立ったのでした。
心がはっとした。
おばあちゃんは、片付け忘れているんじゃなくて、小鳥のために、お水をいつも置いてあるんだと思って!
この世は、こんなにも愛に満ちているんだと、こんな世界情勢の中で、はっとした。
この世界のどこかで無情なことが実際に起きているのに、気になるのは、自分のことだけ。こんな世の中で、これを食べただの、あれをたべなかっだの、そんなことしか書けない自分がまた、結局は、同じであるのだと思います。
せめて、この世で小さな存在のために、お水を用意できるようなおばあちゃんに、私はなりたいです。