今日は娘の付き合いだ。

朝は

今年一番、私の中で一番素敵だった

カフェの“キトクラス”さんへ。

私はいつも

素敵だったと思うところに

娘を連れて行きたがる。

私が経験した全ての事柄の

よいところだけを

集約させて

娘に“して”あげたがる。

そして、娘は

“ふーん。”

と私の今年一番のお気に入りを

さらりと感じ

娘の経験ポケットにしまい込む。

ほんとの経験は

苦労して

刻まれるほうが

役にたつのに

娘には

苦労はさせたくなくて

いつも

いいところばかりを

あげたがる。

今日は二人で年末の買い物にいこうね。と約束をしていたの。

どうしてかというと、

朝から連れ出さないと

娘の夜型が治らないから。

私が予定するものには

必ず

意味があるのよ。エッヘン。

でも、ほんとはね

年末の買い物に、

と言った私の真意は

年末のお正月のための買い物だったけれど

娘にとれば

年末のお洋服の買い物だったようで

キトクラスさんの後は

運動不足も兼ねて

金比羅さんへ行きたかった私の案は

「絶対、いや。」

と却下され

今、私は

奇跡的にも

イオンの

雑多なスタバで

コーヒー(ほんとはハスカップティーが入っている)を飲んでいる。

さっきキトクラスさんで

飲んだコーヒーが

胃袋に残っているからね。

飲んでるように見せて、

これは家に帰って飲みます。

本を読みながら

お茶を飲むという贅沢!

こんなことなら

たんまりたまっている仕事をするために

パソコンでも持ってきとけばよかったし

国試の過去問でも解いてりゃよかったけど

ふいに訪れたこの奇跡の時を

本を読む。という時間に費やす。

この1年で

最高の時間の使い方であろう。

娘は今、私からお小遣いを渡されて

せっせせっせと、試着をしては

服を選んでいるに違いない。

去年はこの頃、

あの魔女の話を書いたのよ。

あれから1年。

もう、止まってしまったのかと思っていました。と心配してくれた友達もいて

心配、おかけしましたが

私が生涯かけてチャレンジするものは

仕事でもなくて

お金儲けでもなくて

それはやはり

魂を

泥だんご並みに

ピカピカにする作業なのだと思うので

来年は

泥だんごをさらに

ピカピカ

磨いていきたいと思います。

さぁ、娘から電話がかかってきたら

私のこの魔法のような

自由な時間はおしまいよ。

シンデレラは王子様と

魔法の時間を過ごしたけれど

私はスタバで

魔法時間らしいです。

( ´艸`)

キトクラスの図書室にて、パチリ。

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