お母さんのところへ来た。
お母さんが今までの1/2の大きさになっているように感じる。
今までも容体が悪く感じていたけれど、今までが何て元気だったんだろうって思う。
私が来たら少し笑ってくれて、目にも力があったのに、今日は力が細くあるだけ。
こんなに悪くなってしまうのか。
おしゃべりもできなくなっているので、「美枝ちゃん」と呼ばれることもない。
こんなに、活力なく、力だけが細々となくなっていくのは辛いことだろう。
私はどんな最期を迎えるんやろか。
とにかく、今はまだお母さんが私の側におってくれる。
すぐ側におってくれる。
一緒に寝てみよう。( ´艸`)
ベッドは別々だけど、この世に私を産んでくれたお母さんと同じ部屋で寝てみよう。
きっと、幸せや。
ずっと旅行もしたかったけど、叶わんかって、でも、お母さんのところに来たら一緒に寝られるんよ。
明後日からはテストやから今日は泊まらんと家に帰してもらうことにしたんです。
なので、病院のギリギリまで病室におります。
そして、明日勉強しよう。
お母さんとおれる最期の時間やけん。
いつまで一緒におれるかわからんけん。
私、頑張れ。
お母さん、頑張れ。
みんな、頑張れ。