うっかり

うっかりが酷い。

今日は土曜日なのでお母さんのところに泊まりだ。

洗顔フォームを持ってくるのをまた忘れる。

そしてまた、手指を洗う石鹸で顔を洗ってみる。

顔がぱりぱりだ。

鉛筆が、ないない。と探していたら、化粧ポーチの中に口紅と一緒になって入っていた。

消しゴムとともに。

(つд`)

おばか。

どうりでないと思ったんだよ。

化粧ポーチは、わからなかったよ。

何で入れたんだろ。

トホホ。

妹とケンカをして、もう、来なくていい。と言われる。

いつも代わってもらって家に帰って用事を済ませても、全部終わるん、20時にはなるもん。

しんどい。と言うけれど

結婚を経験した私は、主婦なんてそんなもん。と思ってしまうので、そんなに怒った顔でお母さんのところにいたってしょうが無いじゃない。

と言うと大げんかになってしまった。

自分ばっかり大変や。という妹が、私と重なって、痛々しいし、まわりからは、こんな風に見られているのか。と思うと気を付けなければ、とも思う。

妹は大変だ。

今は責任ある仕事をしているので、この1年が終わったら仕事は辞めるらしい。

そこまで追い込まれているんだと思うと代わってあげたいし、お金も出してあげたいけれど、私のお金が無くなったら、今度は子供達に苦労させてしまうと思うと、代わりにお金を出してあげるよ。とも言えない。

結局、何もしてやれない自分が悪く感じるし、妹が当たり散らしているのは全部私のせいのような気もする。

結局は、私は私の生活が大事なのだ。

自分が情けない。

今、19:00をまわったところ。

お母さんは、このぐらいの時間になると、少し興奮する。

痩せてしまったお母さん。

お腹に溜まった腹水が、カテーテルを入れた穴から染み出し、皮膚や穴から漏れでている。

お腹にあてた大人用のオムツが、半日でいっぱいになるほど、腹水が体外へ出ていく。

今まで浮腫んでパンパンだった足が今はシワシワだ。

だけど、足だけは浮腫んだままなので、足首から先は風船のようだ。

人間は、こんなになってしまうのか、とお母さんをみて思う。

私は将来どうなるんだろう。

みんな、幸せにこの世を終えたいのに、そうはできない現実が悲しく思う。

さぁ。

勉強しよう。

私には頑張れるものがある。

それだけで幸せだ。

頑張るぞ。

投稿者: 山本 美枝

香川県高松市を中心に活動する、ヨガ、ピラティスのインストラクターです。 エミーライフ株式会社 代表取締役/d.branch studio (ディー・ブランチ・スタジオ) 代表

©2016-2023 Mie Yamamoto