お母さんの四十九日法要が今日、終わった。
私にとって、この四十九日法要は大きな節目だった。
あの夏の日。
妹から電話があって
お母さん、今日が山場やって。
と連絡を受け
そのままの格好で家を出てから
一ヶ月と半分。
お母さんが亡くなって
葬儀の最中
このまま妹は一人で家に帰るのか。と思うとそれも心配で
四十九日までは実家にいて
妹と過ごしてやろう。
そう思って
今まで
妹と過ごしてきた。
途中で家に戻ったりはしていたけれど
今、ようやく家に戻った気がする。
あの日。
お母さんが亡くなった日。
病院から呼ばれて出ていったっきり、今日はじめて家に戻ってきたよう。
色々あったけど
本当に色々あったけど
それでも私は
妹を支えることが一番大事だと思ったから
こうしたんだ。
いいんだ。これで。
今日だって、妹がご住職さんに渡すお供えを持ってくるの忘れた。と言うのでみんながお母さんの骨壺をお墓に納めておつとめしている間、私は家に忘れ物を取りに帰ったのよ。
本当は私だってお父さんお母さんにおまいりしたかった。
だけど、
私はね
妹を支える側に徹したんだ。
これでいいんだ。
私は私のことをやりきった。
そう思う。
くうちゃんと別れるんもさみしい。
かわいいくうた。
妹だけだと散歩の時間が限られるから
私が散歩に行くときは
たっぷり
たっぷり散歩に行ってあげたんだ。
新しいコースも定着して、
時々話かけながら
台風の時も散歩に行ったし
週末には
早くお酒が飲みたいから。という理由で
15:00ぐらいから私に散歩に連れていかされたくうた君。
かわいいかわいいくうた。
くうたと別れるんも
涙が出てきそう。
ちゃんと前の生活に戻れるかな。
また、いつもの生活に戻れるかな。
ううん。
やっぱり
お母さんがこの世に
いるのといないのとでは
感覚が全く違う。
世界が少し違って感じる。
そんな風に思います。
とにかく
無事
四十九日法要を終えることができました。
今日もお休みをいただいてしまって
申し訳なく思います。
ありがとうございました。