特技

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注 写真と本文とは何の関係もありません。写真がなかったので、外の月を撮っただけ( ̄∇ ̄)

娘の大学提出資料の中に

特技、趣味の欄がある。

真面目な娘は、どうしても思い浮かばない。と困っている様子。 

趣味は、料理と書くらしい。

…ふーん。
そうなん?

趣味って、好きな事やから、怒ってしたりせんのやで?

…ふーん。
そうなんやー( ̄△ ̄)

で、特技。

特技が、どうしても書けないらしい。

娘「特技なんて、ないもん。ママの特技は、何?」

…(゚Д゚;)
私にふらんとってくれー(;´Д`)

私の特技ですか?

えー
なんやろー

今は、どこでも寝れること。
かな?

言うたら

娘「そんなん大学に提出できんわ!」

言われた。
確かに。

速読とか、書けたらえんやろね。

今から学んで、特技いうことにしたら?

と私が大人の悪知恵を授けると、

娘「大学入って、じゃぁやってみて?って言われたら困るじゃん!」

…確かに。

そこで息子が

息子「そんな時はインターネットでしょ。特技のテンプレートなんて山のようにあるでしょ。」

…(;´Д`)
世の中、特技のテンプレートまであるのか!

恐ろしい世界になってきた。
人の個性がテンプレートに!

そしてそれを活用しようとする娘!

世の中、こんな風になってきたのねー

息子「人の顔と名前を一回で覚えることができる。」

娘、息子、私「あー、それ、やめとこ。」

…いかん。

他、ないやん。
ええやつないやん。

そこでひらめいた!

私「珈琲を入れるのがうまい!」

これなら、そこそこ上手く淹れればそれでいいし、第一、珈琲淹れる機材←機材?がなければ実践を求めららることもないのよ!

娘、息子「それ、いいね!」

何だかおしゃれだしね。

しかーし。
母親の提案をそのまま書くのがしゃくに障る高校生の娘は

娘「ラテアートは?」

なんて、いう。

ラテアートなんて、わたしゃ飲んだことありませんぜ?←いや、一回あるか?

そんで、作るんめんどくさいんで?

ミルクをカシャカシャカシャカシャせないかんのやで?

それでも何とか自分で決めた特技を身につけたい彼女は、ラテアートを特技にするそうな。

…(´・ω・`)

頑張ってくれたまえ。

特技って、そんな風に決めるんやっけ?

…複雑

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